山形を紹介していきたいと思います。第24話

今回ご紹介いたしますのは鶴岡市(旧藤島町)のイルミネイションです。

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2018年から開催されている藤島町のイルミネイションなのですが、今年はさらに充実しいるそうで、約160,000個の電球が使用されているそうです。
160,000個の電球が織りなす幻想的な世界は、恋人同士にはもちろんですが、ご夫婦・ご家族で行かれても楽しめると間違いないと思います。

私が訪れた時は少し雪が降ってはいたのですが、一面に積もっていたらもっと幻想的に感じられたのではないかと思います。

開催期間は2022年1月10日までですので、雪が積るチャンスがあればもう一度行ってみたいと思います。

藤島イルミネイションが開催されている藤島歴史公園「Hisu花」の駐車場は駐車台数が少なくなっておりますが、路上駐車などはしないようにして下さい。
藤島歴史公園に隣接しております「鶴岡市藤島庁舎駐車場200台」「東田川文化記念館駐車場50台」が解放されているそうです。こちらを利用して頂ければと思います。

ぜひ幻想的な夜をお楽しみいただければと思います。


開催期間 : 2021年11月3日~2022年1月10日
点灯時間 : 16時30分~21時30分
入場料  : 無料

アクセス
JR藤島駅から徒歩10分
山県道鶴岡ICから車で20分
日本海東北道鶴岡ICから車で20分

山形を紹介していきたいと思います。第23話

今回ご紹介いたしますのは、【湯野浜温泉】でございます。

湯野浜と聞くと県内最大の海水浴場と思われる方も多いかと思いますが、温泉地としても有名なスポットになっております。
湯野浜温泉はその昔、【亀の湯】と称され天喜年間に海辺で温浴をしている亀を見つけて、この地に温泉が広まったと言われております。
湯野浜は波乗りのルーツともいわれており、1821年に1枚板で波乗りが行われた様子を綴った記録残っているそうで、これが波乗りについて記録された日本最古の文献になるそうです。
湯野浜温泉はサーフィン発祥の地だったんですね。

本題に戻ります。
旅館やホテル等でも日帰り入浴サービスを行っているところも多くみられますが、やはりここは共同浴場をご紹介したいと思います。

湯野浜温泉には「上区」「下区」の共同浴場があるのですが、今回、私が訪れたのは湯野浜温泉下区公衆浴場です。

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下区公衆浴場は湯野浜振興センター・コスパ内にあるのですが、温泉入り口がなかなかわかりづらく、コスパスタッフに聞いてやっとの思いで見つけ出しました。
「オートバイならそこの狭い道入って行って前に止めてもいいですよ。」
それならばと思い入って行きましたが、オートバイを停めるにも気が引けるくらい細い道でしたが、それはそれでなかなか良い雰囲気が出ています。
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中に入って券売機で入浴券を購入し、いざ入浴です。

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源泉かけ流しの温泉ですのでお湯は常に新鮮な状態で綺麗でした。
源泉温度は56℃を超えているそうで、施設内に入ってくる時点でも50℃は超えているそうです。さらには加水のしてないということで、かなり熱めのお風呂になっております。
「熱いときは加水して下さいね」
と言われても、共同浴場に加水するのは勇気がいります。
浴槽の広さは大人6人はゆっくり浸かれる程度で、洗い場も広くとってあります。
ただしシャンプー、リンス、ボディーソープ等の設置はありませんので持ち込む必要があります。

海水浴帰りとか、日帰り温泉旅行、ツーリング、ドライブのついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

湯野浜温泉・下区公衆浴場温泉情報
入浴料金 330円(税込み)
利用時間 6:00~7:00
     10:00~21:30
定休日  第2・4木曜日
泉質   ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉
効能   関節リウマチ・変形性関節症・腰痛・神経痛・五十肩・打撲・捻挫・冷え性・
     睡眠障害・病後回復期・疲労回復・県央増進・切り傷・他

アクセス
日本海東北自動車道庄名空港ICから車で15分
庄内空港から車で13分
鶴岡駅から湯野浜温泉行バス40分

山形を紹介していきたいと思います。第22話

今回ご紹介いたしますのは【白山島】です。

鶴岡市由良海岸に浮かぶ島が【白山島】になります。
三角形の形が特徴的な白山島ですが、標高70m・面積0.03平方㎞の小さな島になります。

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"東北の江の島"とも呼ばれている(勝手に呼んでいるだけかも)白山島ですが、本家"江の島"も、江ノ島駅から歩いて向かう際に「江の島大橋」を渡っていきますが、白山島も「白山橋」を渡っていくのですが、白山島と白山橋の風景が「東北の江の島」と呼ばれる根源ださそうです。

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白山島へ延びる白山橋の鮮やかな赤色が空と海の青に対比していて、コントラストがいいですね。
江の島には片瀬海岸というビーチがありますが、白山島にも由良海岸というビーチがあります。
夏には海水浴場として多くの人で賑わいますし、海底が見える透明度を持つ綺麗な海ですので、魚が泳いでいる姿もはっきりと見ることが出来ます。

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この白山島の山頂には「白山神社」と呼ばれる社があり、急な階段を上がります。

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以前は周りの木々も整備されていて、由良の町並みや、遠くに鳥海山が見れたのですが、神社自体が木々に覆われていて、山頂からの眺めは何も見えないに等しい状態で、少し残念でした。

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遊歩道も落石があるとの事で通行止めになっていて、ここも残念。
地元の方に聞くと長い間通行止めになったままということでした。
早く元の姿を取り戻して多くの人で賑わっていただきたいものです。

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白山島に渡りますと、釣り堀もありますのでお子様連れで行かれても楽しめると思います。
釣り堀には近海で釣れる大物もいるそうなので、ぜひ釣り上げてみて下さい。
料金は大人1,200円、子供600円、入場のみ100円だそうです。

白山島の南側には磯遊びができるエリアもあります。海面をのぞき込むと海の中の様子がクリアに見える透明度です。これは天然の水族館みたいで、磯場の周辺を優雅に泳ぎ回る小魚の群れも見ることが出来ますので存分に楽しめると思います

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白山島から見る由良の町並みはスイスの田舎町のようにも見えて、僕個人的には大好きな景色です。高台にある家並は今後も統一されることを強く願いたいですね。

アクセス
日本海東北自動車道・鶴岡西ICから車で15分
山形自動車道・鶴岡ICから車で20分
庄内空港から車で30分

山形を紹介していきたいと思います。第21話

今回ご紹介いたしますのは【庄内空港】です。

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正確には「おいしい庄内空港」になるのですが、その由来は?
山形県には「山形空港」と「庄内空港」があるのですが、
「特定の地域や時期に限定されるものではなく、県全体の魅力を表現し、通年使用できる愛称が望ましい」
「両空港の一体感を表現できるものがいい」
等の意見をいただいたことから
「人も食も、自然も文化も山形県の全てが上質でおいしい」
という意味を込め「おいしい庄内空港」「おいしい山形空港」の愛称に決定したそうです。

そこで庄内空港は山形県日本海側の空からの玄関口になります。
山形県庄内地方は高速道路も繋がっておりませんし、新幹線駅もないという、まさに陸の孤島なのですが、羽田空港から1時間、唯一首都圏との直通移動手段になります。

庄内空港からは、サーフィン発祥の地と言われてます湯浜海岸や、先日紹介した多くの映画が撮影されてます庄内映画村(スタジオセディック庄内オープンセット)が車で30分程度の範囲にあります。
映画ロケ地もおおよそ1時間範囲内に多数ございますので、「ロケ地を訪ねる旅」なんていうのも楽しいと思います。
また、お日帰りで楽しめる温泉施設も多くございます。泊りで行くには高額な有名旅館等も日帰りプランでリーズナブルに楽しめますので旅のプランにいかがでしょうか。

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庄内空港内には平田牧場が直営するレストランが入っております。

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平田牧場の金華豚は"幻の豚"と呼ばれ、世界でも希少な最高品種になっているそうですし、三元豚の方は3種類の純粋種を交配してつくりだしたのが平田牧場と言われております。
どちらのお肉もプロの料理人から高い評価を頂いているそうです。

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お昼ごはんに少し贅沢をして「とんかつ」を食べてようかなとお考えの際は、庄内空港の平田牧場も選択の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

空港敷地内には緑地公園やオートキャンプ場もありますので、ご家族でも楽しめると思います。

アクセス
山形自動車道庄内空港ICから車で2分

https://www.shonai-airport.co.jp/

山形を紹介していきたいと思います。第20話

今回ご紹介いたしますのは、庄内三名湯のひとつ【湯田川温泉】になります。

湯田川温泉は豊かな自然と人情味溢れる湯の里として、多くの観光客が訪れておりますが、地元の方々の憩いの場、安らぎの場でもあります。

開湯1300年の歴史を経て、現在では泉質や自然環境など、保養地として優れた温泉地の設備、育成を目的とする制度である環境省指定の「国民保養温泉地」として2001年に認定を受けているそうです。

湯治場として知られる源泉かけ流しの名湯は、各お宿の他に共同浴場が2か所、足湯が1か所ありますので、地元の方の毎日のお風呂のほか、日帰り温泉旅行や、長旅の休憩地としてもご利用になれます。

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今回は、共同浴場・正面の湯に行ってきました。
湯田川温泉の共同浴場は、県内のみならず全国的に見ても屈指の新湯注入率を誇る天然の源泉かけ流し温泉です。
加水・加温・循環を行わない極めて純粋な天然温泉です。
その魅力を多くの方に知って頂きたいという想いで、200円というリーズナブルな価格で開放しているそうです。

共同浴場正面の湯の入り口はオートロックになっていますので、近くの船見商店さんに立ち寄ってもらい、船見商店で入場券(200円)を購入しますと、親切なおばちゃんがお風呂の使い方などを説明しながら案内してくれます。
おばちゃんとのお話も楽しい時間です。

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浴槽は深めで、僕の身長(166㎝)で座ると軽く溺れる感じくらいになってます。
お湯の温度は少しぬるめではありますが、猛烈に温まりますし、しかもかなり持続しました。
ぬるめなだ!なんて長湯をしましたが、外に出ても汗が引かず・・・。
お風呂に入って汗まみれになってしまいました。

込み合う時間は朝と夕方になるそうですが、その時間帯を外して行くとゆったりと入れるそうです。
洗い場はありますが、シャンプー、リンス、ボディーソープ等の設置は御座いませんので、持参いたしましょう。

是非、日帰り温泉旅行、ツーリング・ドライブのついでに【源泉かけ流し】の温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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正面の湯の向かいには足湯もありますので、温泉に浸かるほどの時間が無い方はこちらもお勧めです。

正面の湯・温泉情報
入力料金 200円(税込み)
利用時間 7:00~9:00
     11:00~19:00
     ※9:00~11:00は清掃時間のため使用できません
定休日  無し
泉質   硫酸塩泉
効能   脳神経病・眼病・婦人病・神経痛・関節痛・五十肩・動脈硬化症・冷え性・痛風・慢性便秘 ・肥満・糖尿病など。

アクセス
日本海東北自動車道鶴岡ICから車で15分
庄内空港から車で25分
鶴岡駅から車で20分

山形を紹介していきたいと思います。第19話

今回は映画のロケ地として有名な
【スタジオセディック庄内オープンセット】の紹介したいと思います。

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スタジオセディック庄内オープンセットは2006年7月に庄内映画村として設立され、2009年9月より「庄内映画村オープンセット」として一般公開されております。

スタジオセディック庄内オープンセットは山形県の日本海側、鶴岡市(旧羽黒町)月山の麓近くにあります。周りには何もないの本当に静かな環境で映画の撮影が行える環境が整っているようです。

実は私自身もスタジオセディック庄内オープンセットに訪れたのは初めてでしたが、道路沿いに【庄内オープンセット】のバナー(旗)が並んでいるので道に迷うことなくたどり着きました。
スタジオセディック庄内オープンセットでは有名な時代ものの映画が何作も撮影されております。
【たそがれ清兵衛】主演:真田広之、宮沢りえ、ほか
【隠し剣 鬼の爪】主演:永瀬正敏、松たか子、小沢征悦、吉岡秀隆、田畑智子、ほか
【蝉しぐれ】 主演:市川染五郎、木村佳乃、緒形拳、ほか
【SUKIYAKI WESTERN DJANGO】主演:伊藤英明、佐藤浩市、伊勢谷友介、木村佳乃、桃井かおり、ほか
【山桜】主演:田中麗奈、東山紀之、柴田三郎、檀ふみ、ほか
【おくりびと】主演:本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、ほか
【ICHI】主演:綾瀬はるか、大沢たかお、中村獅童、窪塚洋介、ほか
【山形ストリーム】主演:竹中直人、AKIRA、マイコ、沢村一樹、ほか
【スノープリンス】主演:森本慎太郎、桑島真理乃、浅野信忠、香川照之、檀れい、ほか
【花のあと】主演:北川景子、甲本雅裕、宮尾俊太郎、市川亀次郎、國村隼、ほか
【座頭市THE LAST】主演:香取慎吾、反町隆史、石原さとみ、仲代達也、ほか
【必殺剣鳥刺し】主演:豊川悦治、池脇千鶴、吉川晃司、小日向文世、岸部一徳、ほか
【十三人の刺客】主演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、沢村一樹、稲垣吾郎、ほか
【小川の辺】主演:東山紀之、片岡愛之助、菊池凛子、ほか
【デンデラ】主演:浅丘ルリ子、草笛光子、山本陽子、倍賞千恵子、ほか
【おしん】主演:濱田ここね、上戸彩、岸本佳代子、小林綾子、満島真之介、ガッツ石松、泉ピン子、ほか
【超高速!参勤交代】主演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、西村雅彦、ほか
【るろうに剣心・京都大火編/伝説の最期編】主演:佐藤健、武井咲、蒼井優、青木崇高、江口洋介、藤原竜也、ほか
【サムライマラソン】主演:佐藤健、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、竹中直人、豊川悦治、長谷川博己、ほか

実に豪華です。
これだけの有名人が庄内地方に訪れていたんですね。
スタジオセディック庄内オープンセットが人里離れた所にあるといっても、庄内空港から車で40分~50分といったところでしょうか。日帰り撮影も実際可能だったみたいです。

オープンセット内はバスも走っておりますが、ゆっくり歩いて回っても2時間くらいで回れました。各エリアにエリアにトイレも設置してありましたし、また、各所に撮影秘話のようなものが書かれていて映画の裏話が見れたようで嬉しかったですね。
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記憶に新しい【サムライマラソン】の撮影に関しましては全編庄内地方で行われており、マラソン大会の山道は羽黒山、海は三瀬海岸で行われているそうです。その他にも森山未來さんや小松菜奈さん、長谷川博己さんのサインが飾ってあった場所もいくつかあるようで、そこも撮影ロケ地になっていた可能性もありますよね。

それから、今現在公開されている【るろうに剣心 最終章】ですが、前作品の【るろうに剣心・京都大火編/伝説の最期編】の多くは庄内地方で撮影されてます。
実は私、映画るろうに剣心には強い思い入れが勝手にではありまして、剣心の逆刃刀がこの庭での瀬田宗次郎(神木隆之介)との戦いで折られるわけですが

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剣心の逆刃刀の真打が奉納されていた京都の神社として登場した神社は、酒田市にある小物忌神社の夢草堂になります。
数十年前に私が現役で大工をしていた時に小物忌神社の改修工事のお手伝いをさせて頂いており、本当に勝手にではありますが感慨深いものを感じておりました。

そんな撮影ロケ地が庄内地方にはたくさんありますので、ロケ地を廻る旅なんて言うのも楽しいかもしれませんね。

スタジオセディック庄内オープンセットに私が訪れたさていただいた日はとても天気が良く穏やかな日でしたが、雨が降ったらスタジオ内は長靴がないとたいへんかもしれません。それと、雪が降ると道路が閉鎖されれしまう様でしたのでスタジオセディック庄内オープンセット様のホームページをチャックしてから訪れることをお勧めします。
https://openset.s-sedic.jp/
ホームページやパンフレットにも、どこで何の映画が撮影されたか書いてはありますが、チケットを買って入場すると、流暢な庄内弁のおじ様がスタジオ内の説明をしてくれます。
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おじ様のお話を楽しみに訪れる方もいらっしゃるとのことでした。


アクセス
JR鶴岡駅から車で約30分
庄内空港より車で約40分
山県道庄内あさひICより車で25分

山形を紹介していきたいと思います。第18話

今回ご紹介いたしますのは、赤湯ラーメン龍上海です。

山形県民であれば知らない人はいないのではないか!
と言われるまで有名になった赤湯ラーメン龍上海。

山形県内に6店舗、神奈川県横浜市に1店舗を構えており、どこの店舗も行列ができる人気店でです。
今回はその中でも、特別に長い行列ができる【赤湯ラーメン龍上海本店】に行ってまいりました。

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龍上海と言えば「からみそラーメン」、「からみそラーメン」と言えば龍上海。
と言われるまでに有名になった龍上海のからみそラーメンですが、もともとは「支那そば」だったのだそうです。
当時は今ほどラーメンは消費されるものではなかったそうで、残ったスープを家に持ち帰り、みそ汁代わりに飲んでいたそうです。
そこからヒントを得て試行錯誤の末、今の「からみそラーメン」が生まれたそうです。

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写真中央になるのが「からみそ」になります。
好みに合わせてスープに溶かしながら食べ進めて行きます。
麺も自家製麺でもちもちの太ちぢれ麺でスープによく合い納得の一杯です。

私が訪れたのは休日の12時。
並ぶのであればマックスで並びたいと思い休日の12時に伺ったのですが、「からみそラーメン」にたどり着いたのは13時55分。
おおよそ2時間並びました。

普段は並んでまで何かを食することなんてありませんが、、、
いい経験になりました。

赤湯ラーメン龍上海・本店。
噂通り、本当に美味しかったです。
あれを食べるには並ぶしかないですね。

アクセス
JR奥羽本線・赤湯駅から徒歩20分
営業時間11:30~19:00 
定休日 水曜日

https://ryushanhai.com/

山形を紹介していきたいと思います。第17話

今回ご紹介いたしますのは、秋田県との県境にあります十六羅漢になります。

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十六羅漢は日本海の荒波で命を失った漁師の諸霊の供養と、漁師たちの海上安全を願って造佛されたものだそうです。
吹浦海禅寺21代寛海和尚が発願人となり1864年(元治元年)に自信が近村から酒田まで托鉢をしながら地元の石工たちを指揮し、4年の年月をかけ1868年(明治元年)に22体の暦崖仏を完成させました。
16の羅漢にあわせ釈迦牟尼、文殊菩薩、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体。これだけ壮大な規模で岩礁に刻まれていること自体が歴史的に貴重な資源で、日本海側ではここだけといわれ、水産庁選定の
『未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選』
にも選ばれております。

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眺望台からは日本海に沈む素晴らしい夕日や、飛島が見られる絶景ポイントでもあります。
また、毎年7月には十六羅漢まつりが開催され、この時期に合わせて夜間には十六羅漢がライトアップされ幻想的な風景につつまれます。

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駐車場には「サンセット十六羅漢」というレストランもあり、ここのラーメンがお勧めらしいです。今回、私が訪れたタイミングがダイエット中だったのでラーメンは断念いたしました。

是非、夏に訪れて頂きたいポイントの1つです。

交通アクセス
・JR吹浦駅から車で5分
・酒田みなとICから国道7号線を秋田方面へ車で20分

山形を紹介していきたいと思います。第16話

今回のご紹介は【蔵王温泉】です。

以前にスキー場としてご紹介いたしました蔵王温泉ですが開湯1900余年、東北屈指の規模と歴史を誇る名湯としても有名です。
マウンテンリゾートとしても人気のスポットで一年を通して賑わう温泉地です。
温泉は強酸性の硫黄泉で「美人づくりの湯」として知られております。

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蔵王温泉には日帰りで入浴できる温泉場が数多くございますが、今回はその中でも人気を誇る【蔵王温泉大露天風呂】に行ってきました。

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蔵王温泉大露天風呂は一度に200人は入れるという巨大露天風呂です。露天風呂は4段の棚風呂で形成されており、上流の2段が女湯、下流の2段が男湯で森林に包まれながら渓流がせせらぐ解放感抜群の露天風呂になっております。

蔵王温泉大露天風呂では石鹸やシャンプーは利用できないようです。そもそもシャワーがありません。温泉は強酸性泉ですので体をゴシゴシこすらなくても脂分が落ちやすく、目に入ると結構な痛みを感じます。また、貴金属は黒く腐食してしまうそうですので必ず外した方が良いそうです。
この蔵王温泉大露天風呂ですが冬場は閉鎖されるそうです。冬場に訪れられる際は、温泉街に「上湯」「下湯」「川原湯」と3つの共同浴場がありますのでこちらがお勧めです。

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蔵王温泉に訪れて際に是非立ち寄って食べて頂きたいのが【ジンギスカン】です。
「ジンギスカン」といえば北海道というイメージですが、蔵王には古くから「ジンギスカン」を提供しているお店が多くあります。また、「ジンギスカン」を焼く鍋は山形の伝統工芸であります「山形鋳物」で兜のような形の鍋を作ったのがはじまりとされているようです。
「ジンギスカン」はいくら食べても太らない食材とされてるほかオメガ3にも良いそうです。
「いやいや、太るよ!」という方も多いのですが話を伺うと結局、「ごはんがすすむんだよねー・・・」原因はお米のようでした。

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蔵王温泉は歴史の古い温泉街です。そのため道路幅が狭くなっておりますので十分気を付けて頂ければと思います。車の運転に自信がない方は大通りに面した駐車場に車を停めて、散策をしながら大露天風呂を目指すのも結構楽しいと思います。

入浴料金・大人600円 子供(12歳未満)350円
温泉効能・きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経症、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

交通アクセス
・山形蔵王ICから車で約35分(約20㎞)
・山形上山ICから車で約25分(約14㎞)
・JR山形駅から車で約35分(約19㎞)
・JR山形駅から山交バス蔵王温泉行が運航

山形を紹介していきたいと思います。第15話

今回ご紹介いたしますのは「道の駅ふらっと」です。

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本当であればもうすこし早くご紹介したかったのですが、タイミングが合わずになかなか伺えませんでした。
しかし、夏も終わるということで強行で行ってまいりました。

目的はこちら!
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庄内の岩牡蠣です。
鳥海山の雪解け水が庄内浜の海底に豊富なミネラルを含んだ伏流水となって湧き出しています。
岩牡蠣の餌となるプランクトンは、海水に伏流水の冷たい真水が混ざることで豊富に発生するそうです。
庄内浜の岩牡蠣は、この豊富な餌をたくさん食べているため大きくまるまると育つのだそうです。
岩牡蠣シーズンもギリギリですが、いかがでしょうか。

道の駅ふらっとにはその他にも食事がとれるお店があります。
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なかには海鮮丼やいくら丼などもありますし、魚屋さんが売っている焼き魚も大人気ですが、食堂で焼き魚を定食にしてくれるので焼きたての魚をすぐにその場でいただけりします。
何を食べようか、きっと目移りしてしまうと思いますよ。
それも旅の楽しみですよね。

それともう一つ有名なのがソフトクリーム。
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多くは申し上げません。
是非、ご賞味ください。

道の駅ふらっと
http://www.chokai-flat.com/

交通アクセス
JR吹浦駅から車で5分
日本海東北自動車道
 酒田みなとICから車で20分
駐車場約200台(無料)

山形を紹介していきたいと思います。第14話

今回は、山形市のシンボルにもなっております【文翔館】を紹介したいと思います。

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【文翔館】は大正5年6月に旧県庁・県会議事堂として完成した建物になります。
もともとは明治10年に山形県県庁、明治16年に県会議事堂として建設されましたが、明治44年5月の山形市北大火で両棟とも消失していまいましたが、大正2年4月に復興工事が着手されました。完成後の大正5年から昭和50年まで県庁舎として使用されていました。

昭和50年の県庁移転後は、両棟を文化財として保存することになり、昭和59年12月には国の重要文化財に指定されてます。
その後、昭和61年から文化庁の補助を受けながら改修工事が始まり、平成7年まで10年間のにも及ぶ工事が行われ現在の【文翔館】として開館されてます。

【文翔館】のシンボルでもある塔時計は日本で現在稼働している中では、札幌の時計台に次いで2番目に古いものだそうです。
建物の基礎から塔の避雷針の付け根までの高さは約25メートルあるそうで、最上階に時計装置があるそうです。振り子を動かす分胴は、5日に1度、時計職人の方が手動で巻き上げており、現在まで文翔館の時をたゆまず刻み続けているそうです。

正庁
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訓示や辞令交付などを行っていた部屋だそうで、現在で言えば講堂に当たります。かつては貴族院議員の選挙、警察署長会議や旧制学校長会議などの重要な会議にも使用されていたそうです。大理石の飾り柱は当時のままですし、内装は特に豪華に作られていました。天井には豪華なシャンデリアと花飾りのある漆喰天井で職人が細やかな花びらを1枚1枚作り上げたそうです。
正庁からはバルコニーに出ることができ、一直線の七日町大通りを眼下に見ることができます

知事室
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知事室は、当時の様子が分かるように机・椅子・壁紙が復元されているそうで、当時の壁紙の模様からザクロやブドウをそのままに写し取り復原したそうです。
絨毯(じゅうたん)は1960年(昭和35年)に山形県で織られ、実際に知事室で使用されていたものをクリーニングの上、敷き直されたものだそうです。

中庭
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【文翔館】の中庭は、レンガの外壁に石畳でヨーロッパのような雰囲気か感じられます。ここではコンサートやイベントが行われているそうで、映画「るろうに剣心・京都大火編/伝説の最期編」の撮影にも使われています。

中央階段
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【文翔館】の玄関は建物の2階になってます。玄関から入ると大理石の柱と3階へと続く大きな階段が目に入ります。階段の踊り場にあるステンドグラスには、月桂樹がデザインされています。また、ガラスは創業当時の物だそうで、波打つように景色が見えるものもあるそうですので探してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたでしょうか。
【文翔館】は9:00~16:30まで開放されておりまして、入館料は無料になってます。休館日は第1・3月曜日で、祝日の場合は翌日になってました。
駐車場は文翔館の裏手にありこちらも無料となっておりました。
ありがたいですね。

イベントなども多く行われているようですので、一度ホームページで確認してから行くことをお勧めいたします
https://www.gakushubunka.jp/bunsyokan/

交通アクセス
山形自動車道、山形蔵王ICから車で約10分
駐車場約40台(無料)
JR山形駅から市役所経由路線バス約10分で山形市役所前、ここから徒歩1分

山形を紹介していきたいと思います。第13話

今回ご紹介いたしますのは、後世に残したい「日本の原風景」棚田です。

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山形県には「日本の棚田百選」に選ばれております棚田が3か所ありますが、今回はその中の一つ大蔵村の【四ヶ村の棚田】を紹介いたします。

四ヶ村とは「豊牧」「滝の沢」「沼の台」「平林」の四集落を総称する呼び名で、その歴史は古く1204年鎌倉時代が起源とされているそうです。
鳥海山と月山を望み、葉山の麓に四ヶ村があり、四季折々に見られる風景に心が和みます。

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四ヶ村は現在、世帯数が約100世帯、人口約500人の山間の小さな集落ですが、棚田はなんと120ヘクタールにも及ぶそうです。
この棚田を保存していくためには多大な労力を必要としますが、四ヶ村も例外なく高齢化の波にさらされて、耕作を断念してしまうケースも多くなってきたそうです。
そこで、「日本の棚田百選」の認定をきっかけに、四ヶ村開発協議会や地域の代表、そして地元有志の約20名で平成14年に「四ヶ村棚田保存会」が立ち上げられ、今もその美しい日本の原風景が守られています。

毎年8月の第1土曜日にはホタル火コンサートが開催され夏の風物詩となっています。
約1200本のロウソクがホタル火となって灯り、オカリナやピアノが響き渡り、一夜限りの幻想的な世界が作り出されていますので、一見の価値はありそうです。

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この地域は蕎麦処としても有名で、県内外からそば通が訪れております。近くでは「ふるさと味来館」で美味しい蕎麦や山菜など地元の食材を使った"ふるさとの味"を食べることができますし、そば打ち体験(要予約)もできるそうです。

また、大蔵村には四ヶ村の棚田から約4kmに秘湯・肘折温泉がございます。
日帰り入浴が可能な施設もございますので立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

交通アクセス
JR新庄駅から車で約45分・25㎞
JR舟形駅から車で約20分・19㎞
JR新庄駅から村営バス・肘折ゆけむりラインバスの利用も可能

山形を紹介していきたいと思います。第12話

今回ご紹介いたしますのは【二の滝】です。

二の滝は鳥海山麓にある滝で、鳥海山の豊富な水源によりこの地域には多くの滝があり、滝巡りを楽しめるのですが、その中でも以前に紹介した「玉簾の滝」(第9話)、「十二の滝」とともに飽海三名滝のひとつに数えられています。

【二の滝】の看板標識を追いかけながら鳥海山を道なりに登っていくと左側に駐車場が突然現れます。看板はあり、見逃しはしませんが突然現れるので急ブレーキには注意して下さい。駐車場のスペースは広めにあり、トイレと休憩場もあります。

駐車場をでて道路向かいに赤い鳥居が見えます。
ここが二の滝への入り口です。
【二の滝】が有名なので「二の滝遊歩道」と名前が付けられていますが、二の滝のほかにも【一の滝】【三の滝】といくつもの滝があり【月光川渓谷】と呼ばれており、二の滝のより奥は登山道になっております。

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赤い鳥居をくぐって5分ほどで【一の滝】に到着できます。

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林に囲まれておりますが遊歩道わきに「一の滝神社」があります。この近くに「一の滝展望」と書かれた看板があります。そこには急な階段があり、下っていきますと一の滝に出会えます。
小さなお子様と一緒に降りる際はしっかりと手を握って下さいね。
滝壺はエメラルドグリーンでとても美しい滝です。

二の滝へは一の滝神社の横を通り抜け、遊歩道をさらに奥へと進んで行きます。ここからの道は山道のように足場が悪くなっておりますので、しっかりとした靴を履くことをお勧めいたします。
一の滝から遊歩道をゆっくり歩いて25分くらいで【二の滝】へ到着です。
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滝の正面にはさらに奥へ進むための橋がかけてありますが、ここが二の滝全体をとらえられる撮影ポイントになります。

【二の滝】は左右に分かれてます。
橋からは滝壺が見えませんが上に展望台がありますのでここまで登ると滝壺もはっきりと見ることが出来ます。
滝の手前には大きな岩がありますので岩伝いに滝に近づくことができます。
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ここで泳いで遊んでいる人もいるそうですがお勧めいたしません。
月光川渓谷は鳥海山の雪解け水で予想以上に冷たいです。泳ぎが得意であっても、体力に自信があっても、予想以上に体力を奪われてしまいます。もしもの事があっても救急やレスキューが到着するまでかなりの時間を要します。

【一の滝】も【二の滝】もすばらしい滝です。遊歩道もしっかりと整えられていますし、展望台もしっかりとしたものですので安心して歩くことができます。ご家族連れにもお勧めです。

是非、暑い夏に涼を求めて行ってみてはいかがでしょうか。
また二の滝は、冬期になりますと全てが凍りつき、氷柱となりますのでこちらも一見の価値がありますが、その際は必ずガイドを付けて行ってください。


交通アクセス
JR遊佐駅から車で20分
山形自動車道 酒田みなとICから車で35分

山形を紹介していきたいと思います。第11話

今回は鶴岡市鼠ヶ関の【弁天島】をご紹介いたします。

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この弁天島。もともとは離れ小島だったそうですが、現在では遊歩道なども整備され島を1周15分程度で気軽に周遊できるようになっています。もちろんシンボルとなる鼠ヶ関灯台までも散策できるようになっています。遊歩道を周遊すると見渡す限り日本海が広がります。

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夕日が落ちる時間帯は日本海に沈む綺麗な夕日を見ることもできます。

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平成28年8月には日本ロマンチスト協会と日本財団が共同で実施する「恋する灯台プロジェクト」において、この鼠ヶ関灯台が【恋する灯台】として認定されたそうです。

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港から張り出した弁天島は昔から船からの目印とされていた事で、古くから神聖され市杵島姫命(宗像三女神の一神)の分霊をき勧請し厳島神社が祀られております。
例祭でもある「神輿流し」は毎年4月15日に勇壮に執り行われているそうです。

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またその昔、源義経が兄の頼朝に追われ、奥州平泉に向かう途中に上陸したのが【弁天島】と伝えられており、昭和41年の大河ドラマ【源義経】にちなみ厳島神社境内に記念碑も建てられてました。

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近くには鼠ヶ関鮮魚センターもあり、その日にあがった鮮魚やイカの一夜干し、タコの一夜干しなどが売られておりますので是非ご賞味いただければと思います。

湯の浜海岸から鼠ヶ関海岸までの国道112号線⇒県道50号線⇒国道7号線の約35㎞はドライブやツーリングを楽しむ方が多く、夏になると県外からも多くの観光客が訪れるスポットになります。

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鼠ヶ関には漁港のほかにも海水浴場やキャンプ場、イベント会場もありますので、この夏にお出かけになってみてはいかがでしょうか。

交通アクセス
・あつみ温泉ICから車で約15分
・朝日まほろばICから車で約50分
・JR鼠ヶ関駅から徒歩約10分

山形を紹介していきたいと思います。第10話

今回の紹介はカフェです。
温海温泉街のどまんなかにあります足湯カフェ・Chitto Motche'
お店の名前が気になり出かけてみました。

庄内弁で
チット・モシェ=ちっと、もしぇ=少しおもしろい
気になりますよね!

国道7号線を鶴岡市から新潟方面へ向かい、あつみ温泉街へ左折していきます。
左折した後は道なりに進んで行くとあつみ温泉の名立たる名旅館が見えてきます。
その中でも有名な萬國屋さんがありますが、萬國屋さんの前の川を挟んだところに足湯カフェChitto Motcheがありました。
前面の道路は一方通行になっているので少しぐるぐる致しましたが、名旅館は立ち並ぶものの、そんなに大きな温泉街ではないので道に迷うということはありませんのでご安心ください。

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店先に足湯がありました。足湯っていつの時期でも気持ちいいですよね。僕自身、温泉が大好きなので、足湯に浸かりながら珈琲を頂けるというのは本当にうれしいです。
天気が悪い日でも足湯が楽しめるように、屋根壁で囲われているスペースもあり本当にお客様に楽しんでいただきたいという想いが伝わってきます。

店内に入ると落ち着いた雰囲気で、飾られているものも地元の人たちによって造られたものや陶芸品。お店の飾りつけもオーナーのこだわりを感じます。込み合う時間でなければ本を読んだりしながら1人の時間を満喫するのも良いでしょうし、友達やご夫婦でゆっくり話をするのにも良い空間だと感じました。

今回僕が訪れたのはランチタイムでしたので、多くの人でにぎわっていました。
たまたま2人座れるスペースがあり、待ち時間なく席に着くことができました。
僕はクレンナ ド アッケナ カリーの牛ステーキのせ、
一緒に行った妻はエビドリアを注文し、
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せっかく来たのだからと後がけ抹茶のハニートーストも追加注文。
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結果、おいしく完食し、お腹いっぱいになりました。

お店の前にきれいな川が流れていて、自然を感じられる場所にあるので四季折々の景色を楽しみながら伺うのも良いと思います。
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ドライブやツーリングの途中に寄るのにも最高の場所だと思います。

山形を紹介していきたいと思います。第9話

今回ご紹介いたしますのは、1200年前に弘法大師が見つけたと言われております【玉簾の滝】になります。

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玉簾の滝は酒田市(旧八幡町)、JR酒田駅から車で40分と結構な山奥になります。
山形県庄内エリアには弘法大師伝説が多く残っておりますが、その弘法大師がおよそ1200年前に不動明王の化身のお告げにより発見し、玉簾の滝と命名したとされる滝は、山形県随一の高さ63m、幅5mの直瀑になります。

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かつては修験場だったそうで、滝の前には「御獄神社」が祀られております。

現在は駐車場から遊歩道も整備されておりますので約300m、7分程度で玉簾の滝にたどり着きます。

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周辺は杉の大木で囲まれておりパワースポットとしても人気があり、マイナスイオンで包まれておりますので、心の清浄にも良いと紹介されております。

1999年からはゴールデンウィークとお盆の時期にライトアップも実施され、日中とは装いの違う幽玄な世界を楽しむことができますし、冬の寒さが厳しい季節には氷瀑を見ることもできるそうです。ただし、冬期間の除雪は土日、祝日のみになっておりますので、雪が降った平日は車が通れないことがありますのでお気を付けください。また冬期間の駐車場から玉簾の滝までの遊歩道は原則的に除雪されませんのでカンジキが必須になります。

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暑い日はマイナスイオンを感じながら滝を眺めるだけでも涼を感じますが、駐車場内の産直で売られているソフトクリームで体内から冷やすこともお勧めです。この産直のソフトクリームがかなり人気が高いですので訪れた際にはぜひご賞味いただければと思います。

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玉簾の滝をはじめ、鳥海山山麓には山形県側だけでも数多くの滝がございますので、今後はそちらも紹介してきたいと思います。
滝も見る為に結構歩かないと見られないものもありますが頑張ります。

山形を紹介していきたいと思います。第8話

今回は、全国的にも有名な銀山温泉を紹介したいと思います

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銀山温泉は山形県と宮城県の県境にあります。
山形県の南北を横断している国道13号線を尾花沢市から国道347号線に入ると銀山温泉まで標識が案内をしてくれますので安心です。
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ただ、村山市からの県道29号線は避けて頂いた方がいいかと思います。特に車は気を付けて下さい。道幅がかなり狭い山道です。それと、国道347号線で冬に宮城県側からお越しの方は冬期通行止めになりますので、交通情報を確認の上で行くことをお勧めいたします。

銀山温泉には1456年(康正2年)に発見されてから565年の歴史が刻まれておりますが、現在の風景は昭和元年に源泉のボーリングで高温多量のお湯が湧き出してからになります。高温多量のお湯が湧き出したことにより、各旅館は一斉に洋風の3層、4層の木造構造に建て替えていったと言われております。
交通網も当時は尾花沢から1日がかりだったそうですが、現在は尾花沢市から車で30分で到着できるようになっています。戦後には温泉街の洋風化も和風に変更されていき、昭和61年に「銀山温泉家並保存条例」が制定されました。風情ある温泉街を保存し観光復興に生かすことで、今も伝統ある温泉街を街をあげて守り続けています。

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銀山温泉のシンボルと言えば国の重要文化財にも指定されている老舗「能登屋旅館」になります。能登屋旅館には大正ロマンの雰囲気が感じられる本館と和モダンが魅力の別館がありますが、よく写真等で見られる川沿いの建物は本館になります。

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温泉街入り口になる橋からの眺めも有名ですが、やはり夜景の方が綺麗かもしれません。
帰りは空間工房のスタッフに、名物の「揚げ饅頭」を購入させて頂きました。

今回は取材の為に訪れましたが、次回は宿泊させて頂き時間の流れをゆっくりと感じてみたいと思います。

山形を紹介していきたいと思います。第7話

今回は映画のロケ地を紹介したいと思います。
山形県鶴岡市には庄内映画村オープンセットという、広さ88ヘクタールもの広大な敷地を持つ映画村があります。
ここでは多くの映画が撮影されており、
○たそがれ清兵衛
○蝉しぐれ
○十三人の刺客
○ICHI
○座頭市THE LAST
○超高速!参勤交代
などなど。

その中から今回は今話題の、るろうに剣心のロケ地を紹介したいと思います。
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山形県では2014年公開の"京都大火編/伝説の最後編"が撮影されました。

先ずは、
【文翔館】
志々雄をたおすために伊藤博文が剣心を呼び出したシーンが撮影されたのが文翔館になります。館内には撮影シーンがPOPとして置いてありますので、剣心(佐藤健)と同じ場所に立ちたい方は是非行ってみて頂ければと思います。
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文翔館の中庭も撮影で使われております。赤レンガの壁と石畳が幕末から明治へ移る激動の時代の雰囲気を醸しだしています。
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【庄内映画村】
映画村セット内・漁村エリアの商家屋敷の中庭で撮影されたのが剣心の逆刃刀が宗次郎に折られるシーンです。
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その他にも志々雄の一味が村を襲い、村人を吊し上げたのも映画村内で撮影されているそうです。
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【鳥海山大物忌神社蕨岡ノ宮】
新井青空の娘、伊織を人質に取って、新井赤空が打った最後の一振りを求めた張だったが、剣心を信じた青空は「逆刃刀真打」を託します。逆刃刀真打を手にした剣心に張が敗れたシーンはこの神社で撮影されています。
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【小物忌神社】
日本刀を打つときは2本同じものを打つと言われてます。その中で出来の良いものが「真打」、出来の悪いものが「影打」と言われているそうで、剣心の逆刃刀が宗次郎に折られてしまいますが、剣心が持っていたのは「影打」。そして、新井赤空が打った最後の一振り「逆刃刀真打」が奉納されていたのがこの神社になります。
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【庄内砂丘】
志々雄の船から佐渡島方治に海へ放り投げられた薫が意識を取り戻し、病院から抜け出し立っていたシーンがだいたいこの辺りかと思われます。
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佐藤健をはじめ大物俳優が沢山、山形県を訪れていたとは感激です。

山形県では他にも沢山の映画が撮影されておりますのでどんどん紹介していきたいと思います。映画ファンのみならず、好きな俳優さんが訪れた場所、撮影した場所として観光のついでにまわってみるのもいかがでしょうか。

山形を紹介していきたいと思います。第6話

今回は山形県西川町にある夏スキーのメッカ、月山スキー場を紹介いたします。

コースデーター
標高1984m・月山山麓
リフト1基
Tバーリフト2基(シーズンにより変動)

沢コース
リフトを降りて左側手前にあります。
このコースは圧雪されていますので滑りやすいコースになります。少々すり鉢状になっていますのでコース幅が狭いわりにスピードが出ます。接触等の事故には十分気を付けて下さい。朝一の足慣らしには最高の斜面です。

大斜面コース
月山名物の大斜面。リフトを降りたら、左側奥にトラーバースして行く感じになっています。
ゴールデンウィーク頃からは全体的にコブ斜面になります。モーグルナショナルチームも練習に来ていますので、タイミングが合えば世界基準の滑りが見られるかもしれません。
僕はいつも太めの板を履いているのでコブ斜面には苦労させられていますが、楽しいのは間違いないです。

バックカントリー
月山と言えばバックカントリーが有名です。
リフトを降りたら、目の前に姥ヶ岳(標高1670m)が見えます。姥ヶ岳山頂までハイク(Tバーリフトがあれば楽)してバックカントリーへ。コースは多彩にありますが、月山スキー場に戻るには車が必須ですし、雪崩が発生する危険性もあります。自己責任という範囲を超えますのでガイドを付けて安全に楽しみましょう。月山は多くのガイドチームが案内を行っておりますので、自分の技量に合わせて申し込みましょう。

今回は1人で滑りに来たのでバックカントリーは断念。
でも、姥ヶ岳山頂までは行ってみようと思います。
駐車場料金は、環境美化協力金として500円。
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駐車場からリフト下駅まではおおよそ20分のハイクですが、運が良ければスキー・スノーボードを雪上車で運んでくれるので以外に楽です。僕が行ったときは雪上車が動いておらず、リフト下駅まで歩きました。
歩いている途中も良い景色です。
天気が良かったのでこんな写真も撮れました。
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リフト券はこの下駅小屋で購入できます。今回は1回券を3枚購入してリフトに乗り込みました。
後方に朝日連峰、左に大斜面、本当にいい景色です。
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先ずは、足慣らしに沢コースを1本。
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圧雪されているとはいえ春雪ですので意外に疲れました。
2本目は月山サイドへ。滑りなれているとはいえ、毎年雪の付き方が違いますので慎重に滑っていきます。
3本目は姥ヶ岳山頂まで20分のハイク。
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姥ヶ岳山頂から見える景色も絶景です。
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今回は少し雲に隠れてしまいましたが遠くには鳥海山も見られます。
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ここから湯殿山スキー場や湯殿山神社へ滑っていけるコースが好きなのですが、行きたい気持ちを抑えて大斜面方面へ。
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大斜面はまだシーズン初めなので、コブもなく気持ちよく滑ることができました。

今回は時間がないのでここまで。
5月、6月、7月と、月が進むにつれて滑走可能エリアが縮小していきますので、当日のゲレンデ状況は必ず確認して滑走して下さいね。
https://mtgassan.gassankanko.jp/

それと、月山スキー場ならではの僕なりの注意点。
※日差しが非常に強いです。日焼け止め対策はしっかりした方が良いと思います。
※トイレの数が少ないです。早めに済ませておく方が良いと思います。ギリギリだと・・・。
※このシーズンの雪はマテリアルがかなり汚れます。滑走後しっかりとした手入れをお勧めいたします。
※週末はレストランが激込みです。美味しいのですが激込みです。時間がもったいない!と思う方は、食べ物飲み物を持って上がることをお勧めいたします。
 (近くにコンビニやスーパーはございません。日本海側からであれば鶴岡市、太平洋側からであれば寒河江市あたりで調達することをお勧めします。)

スキー・スノーボードシーズンもあと少しです。
楽しみましょう!

山形を紹介していきたいと思います。第5話

今回、ご紹介いたしますのはトトロです。
いやいや、失礼いたしました。
山形県鮭川村にございます【小杉の大杉】です。

今回訪れましたのは鮭川村小杉地区にある1本の大きな杉の木です。
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樹齢は1000年といわれており、太さ6.3m、高さ20m、幹が3本に分かれていて、その根元には山神様が祀られていました。

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ご覧のとおり、宮崎駿監督作品「となりのトトロ」のトトロに見えるところから【トトロの木】として有名になりましたが、もともと【夫婦杉】【縁結びの杉】【子宝の杉】とも言われ、パワースポットとしても知られております。今では観光スポットとして多くの観光客が訪れているようです。
田んぼの中に1本だけそびえ立っている姿は本当にトトロが立っているようで、村の人からも長く慣れ親しまれてきました。

この小杉の大杉には多くの言い伝えが存在して、村内で語り継がれているようです。今度はそんなお話もタイミングが合えば伺わせていただきたいと思います。

私自身この小杉の大杉を訪れたのは初めてで、正直何度か道に迷いました。
道路幅が狭く、曲がりくねった道が多いため、きょろきょろしながらの運転もできませんので、車を止めては確認してなんとかたどり着きました。
カーナビではなかなか苦労するかもしれませんので、スマートフォンの地図アプリをお勧めいたします。

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駐車場に到着しますと展望台(?)があり、そこに撮影ポイントが分かる看板がありましたので、そこから歩くこと3分。確かにそこには【トトロ】がいました。
ここを訪れた日にしばらく会えていなかった人に会えたりと、偶然なのでしょうが縁結びの御利益を頂いたような気がします。

皆さんも【トトロ】に会いに行ってみてはいかがでしょうか。

〒999-5206 山形県最上郡鮭川村大字曲川113-2
お問い合わせ 鮭川村観光協会 0233-55-2111

山形を紹介していきたいと思います。第4話

今回のご紹介は、鶴岡市の【龍王尊・善宝寺】です。
このお寺は、龍神の寺として知られておりまして、海の守護神として全国から多くの参拝者が訪れているそうです。

善宝寺の敷地は21ヘクタール、65,000坪のも及び、1通り参拝すると3時間はかかると思います。社寺仏閣を見て廻るのが好きな人は1日かけても面白いかと思います。

龍王尊善宝寺の入り口になります。
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道路を挟んで筋向い、もしくは鶴岡市内からですと手前に駐車場があります。個人的には筋向かいの駐車場の方が舗装されていますのでそちらの方をお勧めします。

敷地内の入るとまず見えてくるのが【総門】になります。
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総ケヤキ造りの総門には十二支が細やかに彫刻されていますが、酉(とり)は戦時中に盗まれているため1支欠けています。また、辰(たつ)は龍の姿で彫刻をされていないのでよく探してみてください。この彫刻は1856年に再建された際に剣持藤吉が30歳のころ、気迫を込めて彫ったものと言われているそうです。

総門をくぐりますと正面に見えるのが【山門】です。
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この山門も総ケヤキ造りになっており、屋根は銅板葺きの楼門になります。
構造は複雑で1862年に再建が始まり1867年5月に5年以上の年月をかけて上棟式を迎えたという記録が残っているそうです。門内には右に【毘沙門天】、左に【韋駄天】が祀られており門を護っておりますが、お寺さんでは珍しいそうです。

総門をくぐって左手には【五重塔】が存在感を醸し出しています。
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1893年に建立された五重塔は高さ38メートルあるそうです。
大日如来を表す心柱は塔中央に上から分胴のように吊るされ振り子のようになっており、免震装置の役割を果たしています。明治27年マグニチュード7.0直下型地震の酒田地震の時も、3.11東北大震災にもひび割れが一つもなかったそうです。
また、この五重塔は最上階の屋根が扇垂木になっているところも見どころです。
(画像をアップにして見てください。)

山門を抜けると石段が見えます。
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この石段を登りきると【本堂】です。
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本堂の奥が【龍王殿】となりますが、太清椿大和尚が1443年に開山した際に守護神の龍神様を祀るために創立したと言われており、1833年に再建された権現造りの荘厳な伽藍になります。
この龍王殿は竜宮城を模して造られているそうで、彫刻には滝登りをして龍に変化しようとしている鯉や、波しぶきが彫刻されており龍と海との繋がりを表しているそうです。
2016年には黄金の扉が御開帳されて、史上初めて龍神様の御尊体が一般公開されて日本全国から多くの方々が参拝に訪れて手を合わせたそうです。
龍王尊善宝寺様では多くの人を受け入れてりまして、僕自身も座禅を組ませてもらいに時折伺わせて頂いております。
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龍王尊善宝寺といえば、平成2年に1大ブームをつくった人面魚が有名なのですが、今もいるのでしょうか。
【龍神堂(奥の院)】にも足を延ばしてみました。
本堂から歩くこと15分、龍神堂手前にあるのが【貝喰の池】になります。
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池の淵を歩きながら探しました。鯉も多いのですが、亀も多かったですね。亀が優雅に泳いでいる姿を初めて見たような気がします
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探すこと10分、人面魚らしき鯉が!
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分かりにくいかもしれませんが、画像中央付近の金色の鯉です。僕には人面魚に見えるのですがいかがでしょうか。
貝喰の池は龍神伝説が多く残るパワースポットでもありますので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

日本全国から多くの参拝者が訪れる【龍王尊・中尊寺】にはまだまだ魅力がたくさんございます。皆様自身でその魅力に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。

http://ryuoson.jp/

山形を紹介していきたいと思います。第3話

今回ご紹介させていただきますのは!
庄内町で今話題のLOTUS Coffee Stand(ロータス・コーヒースタンド)様です。

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2020年11月にオープンしたロータス様ですが、コーヒースタンドという庄内では珍しいお店になっております。イートインも可能になっておりますし、ペット同伴も可能になっているようですのでワンちゃんのお散歩ついでにぜひいかがでしょうか。
僕もペットを飼っておりますので、愛犬と一緒に珈琲時間を楽しめるのは本当に幸せな時間になります。
お店の前には広い駐車場がありますので、ドライブの途中に、オートバイ仲間とツーリングの途中になんていうのも良いかもしれませんね。

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 素敵な夫婦が切り盛りするこのお店の売りは、何といってもオーダーを頂いてから豆を挽いて一杯一杯丁寧に淹れてくれる珈琲になります。お客様の要望をお聞きして「こんな珈琲が飲みたい」にしっかりと答えてくれるところは、さすが山形県に24人しかいないコーヒーマイスターですね。
 お店で出している焼き菓子も本当に美味しいと評判で、焼き菓子だけをテイクアウトしていくお客様も多いようです。

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 夜19:00からは食楽(くら)としてお酒も提供してくれています。メニューにもこだわり本当に美味しいものが目の前に並びます。
 気になる所だと思いますが、こちらはまたの機会に紹介したいと思います。

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こんな素敵なお店、オーナーご夫妻に会いに行ってみてはいかがでしょうか。

Home page
www.lotus-kura.com

Instagram
Lotuscoffeestand

山形を紹介していきたいと思います。第2話

今日は山形県鶴岡市にある湯殿山スキー場を紹介いたします。
ここは僕が子供のころから滑っているスキー場です。

コースデーターは
ボトム標高530M トップ標高700M
リフト2基
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上級コース
写真
全長300M 最大斜度35度 平均斜度26度
メインは綺麗に圧雪されていて気持ちよく落ちていけます。
他の部分は未圧雪になっていますのでパウダーが楽しめます。
豪雪地帯なので雪が降ってくれれば一晩でリセットされますので、夜に雪が降った翌日はパウダー狙いの上級者がリフトに並でファーストトラック競争が繰り広げられます。
平日がお休みという方は、1日パウダーなんてことも。

ロマンスリーゼンコース
全長1000M 最大斜度30度 平均斜度13度
湯殿山スキー場のメインコースで上部にはハーフパイプ。中部にスノーパークがセットしてあります。
パウダー ⇒ ハーフパイプ ⇒ スノーパーク
と流せるのでスノーボーダーやフリースキーヤーには魅力的なコースです。中盤からは初心者でも安心して滑れるなだらかな斜面になっているので、パーク脇ででパークを流している上手な人を見ているのも楽しいでしょう。

正面ゲレンデ
全長850M 最大斜度15度 平均斜度15度
広々とした斜面は、中級者や初心者が練習するにはものすごく適しているので、基礎系スキーヤーやスノーボーダー、スポーツ少年団が練習にはげんでいる。

林間コース
全長2000M 最大斜度10度 平均斜度8度
林の中を滑っていく、ゆったりとした初心者コースです。
中にはソリで降りている人も見かけます。

キッズコーナー
スキー場の下部に広々としたキッズコーナーがあります。
雪だるまをつくったり、ソリ遊びをしている小さなお子様連れのご家族をたくさん見かけとても楽しそうでした。

湯殿山サイド
ローカルルールに守られながら、サイドカントリーも解放されています。
ただし、自己責任です。
先にも言いましたが、豪雪地帯ですので1晩で沢が埋まることもしばしば。分からずに踏み抜くと大変な事になってしまいます。「誰か滑った跡があるから大丈夫。」と思わないでくださいね。ガイドを付けて安全に楽しんでください。運が良くサイドに入る人を見つけたら声を掛けて一緒に滑れることもあるかもです。
ただし、サイドと言ってもスキー場管理エリア外です。山岳保険・ビーコン等の準備を忘れずに。

ハーフパイプ
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ニュージーランドをはじめ日本各地でハーフパイプを作ってきたスタッフがハーフパイプデザインをしているので仕上がりは本当にきれいでした。本当にローカルスキー場のハーフパイプとは思えません。

スノーパーク
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ハーフパイプ同様、安全設計のキッカーです。初心者から上級者まで楽しめるクオリティーになってます。ディガースタッフも常にパークを流してますので、少しでも崩れてくると手直しをしてくれますので本当に安心して楽しめるようです。
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後は、R天国スキー場と言うだけあって、あちらこちらに綺麗なR(アール)がセットされているので、緩やかな斜面でも楽しめます。スノーボーダーは波乗りをしているかのように気持ちよさそうに流していました。
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食堂は敷地内に二カ所あります。また今回行ったのは平日ということもあり、ゆっくりと食事をすることが出来ました。名物なのは味噌ラーメン。
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これもクオリティーが高く、流石ラーメン消費率1位の山形県ですね。ごちそうさまでした。
レンタル・更衣室も完備してますので手ぶらでもウインタースポーツを楽しみに行けます。
駐車場は800台収容可能、しかも終日無料なのでとても助かります。
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全体のイメージとしては、小さなスキー場でありながら、本当に上手なスキーヤーやスノーボーダーが多いスキー場だと感じました。ローカルスキー場に多い地元感を出している人も少なく、スタッフ皆さんの対応も満足です。
ナショナルデモンストレーターも所属していますし、フリースキー日本代表選手・日本代表候補選手が練習していたりします。プロやスキー、スノーボード上級者も知っていて、また家族連れでも楽しめる、たくさんの人に愛されているスキー場なのでしょうね。

とても居心地のいいスキー場でした。

山形を紹介していきたいと思います。第1話

今回は東北最大級のスノーリゾートエリア、蔵王温泉スキー場です。
久しぶりに行って来ましたが、いやいや本当に大きいし楽しい。
みなさまにもゲレンデ情報をお伝え出来たらと思いましたがあまりにも多いので簡単に説明します。
蔵王温泉スキー場は大きく分けて3つのエリアで構成されています。

上の台エリア
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蔵王中央ロープウエイと蔵王スカイケーブルのある中央エリアはリフト数も多く、コースもプレイヤーの技術に合わせて選べますので気に入ったゲレンデを見つける楽しみもあります。気に入ったコースが見つかったら繰り返し滑るのも楽しいと思います。
人も分散しますのでゲレンデ自体はそんなに混雑してませんが、合流地点は接触事故が多くなるポイントですのでお互いに気を付けて下さい。
せっかく来たのだから山頂まで行きたいと思う人も多いでしょう。そんな方は、蔵王中央ロープウエイ山頂駅からパラダイスゲレンデを目指してください。そこからユートピアゲレンデを滑っていくと蔵王ロープウエイ山麓戦樹氷高原駅にたどり着きます。後は山麓線ロープウエイで一気に山頂です。

横倉・黒姫エリア
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ロープウエイ山麓線と大森クアトロが起点になります。
ひとつひとつのリフトが長く、シンプルで長いコースが特徴になります。
斜度のある長いコースが多いので中級者、上級者は満足できると思います。
山頂からザンゲ坂を下りきるとパラダイスリフト降り口にたどり着きます。ここからユートピアコースに入りますが、なだらかなコースになっています。樹氷を見ながらゆっくり滑るのも良いのですが、実は途中で歩くことになるのです。歩くのが苦手な方はパラダイスリフト降り口から直滑降です。正直ワックス勝負です。蔵王温泉スキー場に行く前はしっかりワックスを入れて下さい。
蔵王名物の横倉の壁38度。カベと呼ばれるだけあって崖の様な斜度と、すり鉢状になった形状は見るだけで満足できます。技術のない人は間違えてコースに入らないように注意してください。上から下までずっとお尻で滑ることになりかねません。

中央エリア
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中央ロープウエイで上に上がった所が中央エリアになります。
規模こそ大きくはありませんがエリア全体が北向きの斜面になっていますので雪質が良いゲレンデになります。ゲレンデ幅も広く適度な斜度がありますので練習するには最高のエリアです。ただ、先ほども申しましたが北向き斜面なのでとにかく寒いです。

その他にも、山麓エリア・竜山エリアがありますが、またの機会に。

と、こんな感じですが、今回は横倉・黒姫エリアを選択(ちょっと中央エリア)。
日帰りスキーなので、一気に滑れるポイントを選びました。
今回は大森ゲレンデからアクセス。
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大森クワトロ ⇒ 黒姫コネクション ⇒ 黒姫第1クワトロ ⇒ 蔵王ロープウエイ山麓戦 ⇒ 山頂 ⇒ ざんげ坂 ⇒ ユートピアゲレンデ ⇒ 連絡コース ⇒ 片貝リフト ⇒ 中央ゲレンデ ⇒ 三五郎小屋(昼食) ⇒ 中央第2リフト ⇒ パラダイス方面へ ⇒ パラダイスリフト ⇒ ユートピアゲレンデ ⇒ 百万人ゲレンデ ⇒ 横倉ゲレンデ ⇒ アストリア第1リフト ⇒ アストリア第2リフト ⇒ 大森ジャイアントコース ⇒ 大森クワトロ ⇒ 大森ジャイアントコース ⇒ フィニッシュ
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昼食はと言いますと、これも懐かしい三五郎小屋。
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実は私、若いころにここに住みこみで数年間働いていました。
当然そのころのスタッフは誰もいなかったのですが、店内の床が板からカーペットに変わっていましたがほとんど当時のままで、今もとても素敵です。
もちろん食事も美味しく頂きました。本当に美味しいので是非。

結果、やっぱり蔵王温泉スキー場は広いし楽しい。今回は雪質もよく豊富なコースで日帰りではもったいないような思いで後ろ髪を引かれました。
今年は雪も多く寒い日が多かったようで、樹氷も大きくなっています。まさにスノーモンスターですね!
最近どこのスキー場でも見かけるパークは無かったです。
それも蔵王温泉スキー場の良い所なのかもしれません。
帰りに温泉街をぶらぶらと散歩させて頂きましたが、新型コロナウイルスの影響もあり、海外からの観光客が少ないせいか静かな雰囲気でした。
歴史のある蔵王温泉ですので今度は温泉の記事も書いてみたいと思います。

新年のご挨拶

新年のお慶び申し上げます。:

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年末年始は10日以上のお休みを過ごされている方も多いのではないのでしょうか。
しかしながら新型コロナウイルスが収束することない状況下の中で初詣や帰省を控えなければならなく、お子様がいるご家庭などは特に一日一日の過ごし方に工夫が必要になっているかと思います。
新型コロナウイルスと共存して行く上で新しい生活スタイルが生まれそうな2021年に私自身も時間の使い方について、改めて考えて行かなくてはと感じております。。
こんにちは、佐藤です。

さてさて、弊社KU-KAN project空間工房では1月8日が2021年・令和3年の仕事始めとなり、12日より通常営業となります。
(何末年始休業の詳細は前ブログをご覧下さい。)

今年のKU-KAN project空間工房の目標は――――――――――――
家づくりに対する熱い想いを空間工房と共にして頂いている協力業者様、そしてスタッフ一同、お客様に寄り添いながら足を止めることなく、スピード感を大切にし前進し続けていく!
さらに、一人ひとりの創造力を高め、技術力を上げ、KU-KAN projectワンチームをモットーに地域に必要とされる工務店であり続けられるよう努力してまいります。

昨年末のご挨拶でも申し上げましたが、現在、新商品の開発やご家族皆さまに楽しんで頂けるような様々なイベントを企画中です。そして、みなさまのお声を大切にしながら必要な情報を必要なタイミングで発信していけますよう、日々アップディートに努めてまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
お困りごとやご相談などありましたらいつでもお声がけください。

みなさまの笑顔と、豊かで幸せな生活を願いまして
Home is a memories Box~家は想い出を詰め込む宝箱~
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


Home is a memories Box
KU-KAN project 佐藤