『家事ラク動線』のあるおうち

東北だけでなく各地で寒さをグッと感じる季節となりました。室内では乾燥を感じ水分補給もまだまだ必要です。現代に生きる私たちは感染対策も必要です。みなさま健康にお気をつけてお過ごしください。

こんにちは、佐藤です。

先日、私がふと目にしました『女性でも入りやすいラーメン屋』というフレーズです。
読み進めていくと、以前は男性向けに造られていたラーメン屋さんですが、今ではすっかり姿を変え間口を広げて営業するためのポイントとしてそこには記載されてありました。

ラーメン屋さんだけと限りませんが『女性のための〇〇』や『イクメンのための〇〇』『家族連れのための〇〇』という言葉を多く目にするようになりましたよね。

家づくりで考えてみると、どんなテーマが目に入り、みなさまに喜ばれるでしょう。

例えばです。お子様がいるご家庭の子育てパパや子育てママは多くの時間を家の中で過ごされるのではないでしょうか。

料理や洗濯、掃除や育児まで家の中で頑張るパパやママのためにおうちづくりをする際は、家事を応援する間取りプランがあるのです。

今回、そのひとつとしてご紹介したいのが【家事ラク(楽)動線】です。

実は私も家事をすることがありまして、家事をしていくとわかっていくことなのですが、家事は時間と労力かけず出来るだけ楽に済ませたいと考えるところです。お子様のことを考えると尚更ですよね。
そのためには、家事動線がとても重要になってくるのです。

例えば、洗った衣類、洗濯物干す。乾いた洗濯物を畳む。買い物をしてきた食材を家に入れ込む。キッチンで出たゴミを出しに行く。
ひとつの家事をしたら次の動きのふたつ目の家事をするというルートがあります。

今お話しさせて頂いたような家事を改善する策として考えられるのは、洗濯物は洗濯機により近いベランダやバルコニーを使って干すことや、乾いた洗濯物は洗濯物が干してあるところに近い専用のランドリースペースで畳む。キッチンから出たゴミは玄関からではなくキッチンからより近い裏口からの出入りなど。裏口は、買い物してきたものを労力を少なくして家の中に入れ込むという考え方もあります。勝手口の近くにパントリーがあると便利ですし、キッチンの近くにランドリースペースを設けるとよりスムーズに家事の効率を上げることができます。

また、キッチン近くに家事動線を設けることによってお子様から目を離すことなく家事をこなすことができますし、家事をするパパやママも安心です。
家事動線が改善されることで、家事が早く終わりお子様と一緒に遊ぶ時間も確保できます。家事が楽になれば楽しく家事をこなすパパやママの姿になり、そんな姿を見た子どもたちは一緒に家事を手伝いたいとなることもあります。そうすれば、家族のコミュニケーションも自然に増えること間違いなしです!

おうちづくりをする際は、家づくりをする会社が間取りを決めるのではなく、おうちづくりをするみなさまのお手伝いをさせて頂きみなさまに間取りを決めて頂いています。みなさまご家族がどのような家事をしてどのような動きが必要なのかなどたくさんお話し頂いて、それぞれご家族のライフスタイルに合わせたおうちづくりができればと思います。
こだわりをお話して、みなさまにとって得する間取りを選んでみてください。