住宅ローンのお話

最近は気温も上がり、半袖で出かける事も多くなりましたね。
こんにちわ、佐藤です。

今月は、住宅ローンについて少しお話をさせていただきます。
お家を建てる時、多くの方が住宅ローンを利用すると思います。
皆さまもご存知だとは思いますが、誰にでも、いくらでもお金を貸してくれるわけではないのです。
この人にはお家づくりの資金を貸してもよいのか、いくらまでなら貸してもよいのか、といったことを「保証会社」が「審査」を行います。
そのポイントとしては、
「滞りなく、完済できるか」「万が一返済できなくなった場合、不動産(家+土地)を競売にかけて残りを返済できるか」の大きく2点です。

そのために、まずは借りる人の情報が見られます。
「借入希望金額や返済期間が年収に対して過大でないか」
「年齢、家族構成」
「勤務先、勤続年数、業種、企業規模」
「貯蓄状況、他社での借り入れ状況」
などです。

もし自分が見ず知らずの人にお金を貸すとしたら、こういった情報は知っておきたいですよね?

また、不動産に関しては、借入金額に対して、不動産の価格が著しく低いと判断されると、上限金額が制限されることがあるのです。

そして、保証会社が住宅ローンの審査をする時には、必ず信用情報を確認します。

信用情報とは、クレジットやローンを利用したことのある人が、
・過去、現在にどんな内容のクレジットやローンを利用しているか
・現在どれくらいの債務があるか
・期日どおりに返済してきたか(延滞などがないか)
といった情報です。

信用情報は個人信用情報機関に一定期間管理されていて、保証会社はこれらの機関に記録されている信用情報を見て、
「過剰なローン債務が無いか」「過去の良くない情報が記録されていないか」
を確認しています。

引っ掛かってしまいやすい信用情報もあるので、注意が必要です。

・携帯電話の割賦払い
携帯電話の請求は端末を一括購入していない場合、電話料金+本体端末の割賦支払いとなっています。
そのため、うっかり口座の残高不足などで、携帯代が引き落としされなかった場合、信用情報には延滞として記録されてしまいます。

・公共料金
最近は、公共料金のクレジットカード払いが増えてきましたよね。
ただ、同じ公共料金の引き落としでも、口座引き落としの場合と違い、クレジットカードを利用していて延滞すると、信用情報には延滞が記録されてしまいます。

・クレジットカードの複数利用
クレジットカードにはキャッシング枠がついています。
実際にキャッシングを利用していなくても、契約内容として信用情報には載っており、極端に複数あると、「いつでもたくさんのお金を借りることが出来る状況」と見られることがあります。
1枚あたりの枠は少額でも、全部合わせたときに極端に総額が大きいと、希望金額まで借りられない、という可能性もあり得るのです。

これらの信用情報は、たった1度でも延滞してしまうとダメ、いうわけではなく、良くない信用情報も、『完済から○年経過』などの一定の条件を満たせば消えます。

保証会社と金融機関が見ているのは
「返済を軽く見ている延滞常習者ではないか」という点です。
なお、結婚前後で氏名や住所が変わっても、信用情報は載っているのです。

心当たりがあり、審査が不安な方は「昔延滞した事がある(かも)・・・」とお声掛け下さい。
空間工房ではお客様一人一人に寄り添った資金計画や、お家を建てた後も幸せに暮らしていけるよう、ライフプランシミュレーションも行わせて頂いております。
今回は住宅ローンのお話をさせて頂きましたが、他の事のお悩みでも、いつでも何なりとお申し付けください。

今建てるのと3年間頭金を貯めるのと、どっちがお得?

4月になり、桜が満開になりました。
ご入園、ご入学を迎えた皆様、おめでとうございます。

こんにちわ、佐藤です。

当社へお問い合わせやご相談を頂くお客様から
「今は賃貸に住んでいるので、3年くらい頭金を貯めてから建てようと思っている」
というご相談を頂くことがあります。

その時に私たちが必ずお話しするのが、
「ちょっと待ってください。もしかしてそれって損していませんか?」
ということです。

想像してみてください。
今あなたが毎月支払っている家賃が6万円だとします。

そうすると3年間では、
6万円×12か月×3年=約220万円ものお金を払っていることになりますよね?

毎月6万円のお金を家賃として支払うのであれば、
毎月6万円の住宅ローン返済をするのと同じことではないでしょうか?
3年間で220万円分の住宅ローンを返済したことになります。

大事なのは、住宅ローンの返済として220万円支払えば、
その分残債が220万円分減るということなのです。

10年間支払えば6万円×12か月×10年=720万円、
30年間支払えば6万円×12か月×30年=2160万円分の住宅ローンを返済したことになるのです。

そして最終的に住宅ローンの残債が0円になれば、
当然それ以降の返済(支払い)は無くなり、お家はあなた自身のものになります。

一方家賃で支払った220万円分は、何かご自身のために使われるわけではなく、
そのお部屋(お家)もあなた自身のものになることもありません。

10年間であれば720万円、30年間であれば2160万円の家賃は「ただ支払うだけ」なのです。

そう考えると、頭金を貯めて住宅購入をするより、
早いうちに住宅ローンを組み、
早くから住みながら返済を始める方がお得だとも考えられないでしょうか。

特に、現在は超低金利の時代と言われています。

返済時に必要となる利子の金額は、
過去に今より高金利だった時代よりも圧倒的に安く済みます。

例えば、2000万円借りた時に、金利が1%違うと、
返済額が400~500万円変わることもあります。

2%の違いでは1000万円にもなることだってあります。

ただもちろん、お家の建て時は、金銭面でお得な時だけとも限りません。

私たちがお客様と相談をするとき、いつ建てるのが最も良いタイミングなのかは、
お金のお話も含め、最も気を使ってお話しています。

住宅ローンの事以外のお悩みも弊社でお手伝いできることがありましたら、是非お立ち寄りください。
ご予約頂けますと、ゆっくりとお話しすることができるかと思います。
お気軽にお声がけください。

資金計画のすすめ

全国各地で例年を上回る気温が観測されましたね。
寒さが穏やかになったら次は花粉。皆様は花粉症、大丈夫でしょうか。

こんにちわ、佐藤です。

今日はお家づくりで重要な「資金計画」についてお話させて下さい。

家づくりを始める際に、多くの方が早い段階でご自分の予算について考えます。
それ自体はとても良いことなのですが、実は間違った方法で資金計画を立ててしまう方も少なくないのです。

インターネットが普及した今は、検索すれば自分と同じような年齢・年収の人がどれくらいの予算で家を建てたのか、たくさん情報が入ってきます。
自分より先に家づくりを経験した友人や同僚、親の話を参考にする人も多いですよね。

そこで重要なのは、得た情報を自分の暮らし方をベースにして1から組み立てなおすこと。
この世には人の数だけライフスタイルがあるので、誰かの資金計画をそっくり真似しても、必ずどこかで無理が生じてしまうのです。

車の買い替えや、趣味への投資、お子様の進学や習い事、外食の頻度......全く同じ暮らしをしている他人は、一人もいませんよね。
そのため、"自分自身"に合った資金計画を立てる必要があるのです。

家づくりをする方のほとんどが住宅ローンを組み、予算不足に悩んでいます。
漠然とした資金計画で家づくりを進めていくと、なんとなくで理想を詰め込んだ状態から、結局どんどん妥協していくことに。
理想を削っていく家づくりが楽しいとは、とても思えませんよね。

空間工房ではまず自分専用の資金計画を立てて予算を把握し、その金額で土地と建物、工事費、諸経費など家づくりに関わるすべてを賄えるプランをお作りします。
そこで初めて、あなたは「なるほど、自分たちにはこんな家が建てられるのか」と安心して家づくりを進められるようになるのです。

また、家づくりにかかわる"すべての費用"を把握することによって、自分の考えでしっかりと"予算の増減"を判断・管理できるようになります。

不安のない、安心できる家づくりは、家自体の満足感にも影響します。
自分の予算で建てられる家を理解している人と、何となく大豪邸を建てたかった人とでは、同じ家でも感想が全く違いますよね。

空間工房は、お客様が「楽しく家づくりをできる」ことが最も大切だと考えています。
そのために「資金計画」が、家づくりにおいて非常に重要なカギとなるのです。

自分"だけ"の資金計画をしっかりと組み、幸せなお家づくりをしていきましょう!

「高気密」と「高断熱」

まだまだ寒い日が続いている今日この頃。
関東の方でも積雪があったそうで、皆様健康にお気をつけてお過ごしください。

こんにちは、佐藤です。

今回はお家の性能で重要な「高気密」と「高断熱」についてお話したいと思います。

夏涼しく、冬暖かく快適に生活するためにお家の外周部分は「断熱材」という物で包まれています。
具体的には外壁と屋根、床下などに断熱材が入っていて、お家の中を冬の寒さや夏の暑さから守っているんです。

断熱材を人の服装でたとえてみると、断熱材は上着の部分に当たります。
寒い時期は上着があるか無いかで感じる寒さが全然違いますよね!
同じように断熱材は1番外側で寒さから守ってくれるんです。

例えばダウンジャケット1つとってみても、すごくモコモコした大きいダウンジャケットもあれば、数年前からよく見るようになった物凄く薄くて暖かいダウンジャケットもあります。(ユニクロなどでも売ってますよね)
もし厚いダウンジャケットと薄いダウンジャケットが同じ暖かさであれば、薄いダウンジャケットの方が断熱性能の高い物が使われていることになります。

お家の断熱材も同じで、断熱性能の高いものを使えば断熱材が薄くても性能を確保できますし、断熱性能が低い断熱材を使うなら断熱材の厚みを厚くして断熱性能を確保することになります。

大事なのは適切な量の断熱材を隙間なく入れて高断熱の家になっているかどうか。
この部分が大切になってくるんです。

お家の断熱の次は、お家の気密についてです。
気密というのは日常生活ではあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、お家の性能のことを考えるとこの気密というのはかなり重要な項目になってきます。
お家の気密とは簡単に言うと「空気がどれだけ外に漏れないか」ということです。

先ほど上着を断熱材に例えましたが、1度想像してみてください。
冬の寒い時期、皆様は上着はどのようにして着ていますか?
ボタンがあればボタンを閉じて、ファスナーがあればファスナーを閉じて出来るだけ暖かい空気が漏れないように、また冷たい空気が入ってこないようにする方が多いのではないでしょうか。

実はお家の気密性についてもこれと同じことが言えます。
真冬の寒い時期にはもっと暖かくなるようにボタンを閉じるだけでなく、マフラーで首もとを守ったりしてより空気が漏れないように工夫しますよね。
これが高気密住宅と呼ばれる家になります。

お家の断熱と気密は、お家の耐震性と並んで家の性能を決める大きなポイントとなります。
専門的な知識はなくても十分ですが、お家の断熱と気密はどういう物かを頭に入れておくことが、後で寒かったなどの後悔を防ぐための1番の方法となります。
そして建てるお家が高気密高断熱のお家になっているかはしっかり確認しておきたいですね。

夏涼しく冬暖かい快適なお家づくりを共にしていきましょう!

謹賀新年

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新春のお慶び申し上げます
長期の年末年始休暇を取られた方も多いかと思いますが、短い休暇の方もみなさまにとって有意義な年末年始の時間を過ごされたことと思います。

弊社、KU-KAN project株式会社空間工房は本日より2023年の仕事始めとなりました。
本年もお客様との時間を大事に笑顔あふれるおうちづくりのお手伝いが出来たらと考えます。みなさまが今求めている情報をお届けし、お客様のお悩みを一緒に共有しながら解決し満足頂ける空間工房であり続けます。

今年もたくさんの笑顔に出逢えますように
本年もどうぞよろしくお願い致します。

みなさまのご健康とご多幸をお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

もしもの備え、ご家庭での備え

本年も残すところあとわずかになりました。今年もたくさんの笑顔にお会いすることができましたことに厚く御礼申し上げます。
年末を迎え1年という月日があっという間の時間と感じていながらも、お客様との時間をともに送れましたこと、感謝とともに大変うれしく思います。

こんにちは、佐藤です。

もしもの備え、ご家庭での備えと聞くとまず頭に浮かぶことのひとつとして自然災害に対する備えがあるのではないかと思います。自然災害と聞くと、このご時世いつ何が起こるか予想もできない中での生活になりますので不安に思う方が多いかと思います。

今では、災害時に対する危機感が強まり、防災グッズを備えるご家庭が以前に増して増えたのではないでしょうか。

『備えあれば憂いなし』というように『みなさまが安全な暮らしを送るためにできること』ということで、本日はご家庭でできる災害対策のお話しを致します。

まずは食料や飲料の備蓄についてです。
電気やガス、水道などのライフラインが止まってしまった場合に備えて普段から飲料水や非常食などを備蓄しておきましょう。
一例になりますが、飲料水3日分(一人1日3リットルが目安です)、非常食3日分の食料として(ごはん、ビスケット、チョコレート、乾パンなど)、ほかにも日用品としてトイレットペーパーやティッシュペーパー、ろうそく、カセットコンロなどが考えられるのではないでしょうか。救急用品としてはばんそうこう、包帯、消毒液、貴重品としては、通帳や印鑑、現金や健康保険証などが考えられるでしょうか。
日頃から、飲料水を入れたポリタンクを用意したり、お風呂の水をいつも張っておいたりとしておくのも災害の際に役に立つのではないでしょうか。

次に非常バックについてです。
自宅が被災した時には、安全な場所に避難し、避難先での生活が始まります。キャンプと言うわけにはいきません。準備の時間を与えてもらえることはないので非常時に持ち出すべきものをあらかじめリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるようにしておきましょう。
こちらも例を挙げますと、飲料水、食料品、貴重品、今ではマイナンバーカードも貴重品になります。救急用品、ヘルメット、マスク、軍手、懐中電灯や衣類、下着、毛布やタオルなど。寒さや衛生面を考えれば使い捨てカイロや除菌シート、ウェットティッシュなどもありますし、小さなお子様がいるご家庭ではミルクや紙おむつ、哺乳瓶なども必要になるでしょう。

最後に、家の中での備えになります。
家具の置き方、配置について考えますと、大きな地震の際は『家具は必ず倒れるもの』と考えて対策を講じましょう。
家具は転倒しないように壁側に固定しましょう。寝室や子ども部屋にはできるだけ家具を置かないようにし、どうしてもという場合は家具の向きや配置を工夫し、なるべく背の低い家具にすることで倒れた際、出入口を塞いでしまうということを防げるのではないかと考えます。

家づくりにおいて【耐震等級3】以上で建てられた家は、警察署や消防署といったような災害対策拠点と同等の耐震性能を持っていますし【耐震等級2】の家でも学校や病院のような避難施設と同レベルの耐震性能を持ちます。
こう見ると家の中でも安全のようですが、なぜ非難をするのか、なぜ一概に家の中の方が安全とは言えないのかといいますと、先ほどもお話ししたようにモノの倒壊や飛散といったことが起こるからなのです。

念には念をということで、みなさまご家族の安全を守るため、住宅性能はもちろんですがもしもの備えをしっかり行い、安心安全に豊かな生活を送れますようにご家庭での備えを今一度見直してみることをおすすめいたします。

みなさまが豊かでより良い生活を送ることができますことを心よりお祈り申し上げます。
KU-KAN project空間工房は、来年もたくさんの笑顔に出会うことができますようにとみなさまへできる限りの最新の情報をお届けし日々精進してまいりますので来年も変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。

『家事ラク動線』のあるおうち

東北だけでなく各地で寒さをグッと感じる季節となりました。室内では乾燥を感じ水分補給もまだまだ必要です。現代に生きる私たちは感染対策も必要です。みなさま健康にお気をつけてお過ごしください。

こんにちは、佐藤です。

先日、私がふと目にしました『女性でも入りやすいラーメン屋』というフレーズです。
読み進めていくと、以前は男性向けに造られていたラーメン屋さんですが、今ではすっかり姿を変え間口を広げて営業するためのポイントとしてそこには記載されてありました。

ラーメン屋さんだけと限りませんが『女性のための〇〇』や『イクメンのための〇〇』『家族連れのための〇〇』という言葉を多く目にするようになりましたよね。

家づくりで考えてみると、どんなテーマが目に入り、みなさまに喜ばれるでしょう。

例えばです。お子様がいるご家庭の子育てパパや子育てママは多くの時間を家の中で過ごされるのではないでしょうか。

料理や洗濯、掃除や育児まで家の中で頑張るパパやママのためにおうちづくりをする際は、家事を応援する間取りプランがあるのです。

今回、そのひとつとしてご紹介したいのが【家事ラク(楽)動線】です。

実は私も家事をすることがありまして、家事をしていくとわかっていくことなのですが、家事は時間と労力かけず出来るだけ楽に済ませたいと考えるところです。お子様のことを考えると尚更ですよね。
そのためには、家事動線がとても重要になってくるのです。

例えば、洗った衣類、洗濯物干す。乾いた洗濯物を畳む。買い物をしてきた食材を家に入れ込む。キッチンで出たゴミを出しに行く。
ひとつの家事をしたら次の動きのふたつ目の家事をするというルートがあります。

今お話しさせて頂いたような家事を改善する策として考えられるのは、洗濯物は洗濯機により近いベランダやバルコニーを使って干すことや、乾いた洗濯物は洗濯物が干してあるところに近い専用のランドリースペースで畳む。キッチンから出たゴミは玄関からではなくキッチンからより近い裏口からの出入りなど。裏口は、買い物してきたものを労力を少なくして家の中に入れ込むという考え方もあります。勝手口の近くにパントリーがあると便利ですし、キッチンの近くにランドリースペースを設けるとよりスムーズに家事の効率を上げることができます。

また、キッチン近くに家事動線を設けることによってお子様から目を離すことなく家事をこなすことができますし、家事をするパパやママも安心です。
家事動線が改善されることで、家事が早く終わりお子様と一緒に遊ぶ時間も確保できます。家事が楽になれば楽しく家事をこなすパパやママの姿になり、そんな姿を見た子どもたちは一緒に家事を手伝いたいとなることもあります。そうすれば、家族のコミュニケーションも自然に増えること間違いなしです!

おうちづくりをする際は、家づくりをする会社が間取りを決めるのではなく、おうちづくりをするみなさまのお手伝いをさせて頂きみなさまに間取りを決めて頂いています。みなさまご家族がどのような家事をしてどのような動きが必要なのかなどたくさんお話し頂いて、それぞれご家族のライフスタイルに合わせたおうちづくりができればと思います。
こだわりをお話して、みなさまにとって得する間取りを選んでみてください。

家づくりに思い込みは禁物!?

急に驚くような暑さになり、みなさまいかがお過ごしでしょうか。私の住んでおりますエリアは海が近いので、ご家族で海に行く話しを多く聞くようになりました。水分補給をしっかり取り暑い夏を元気に乗り切りましょう。そして、たくさんの笑顔に出逢えることを願っております。今日は七夕になります。みなさまの願いが叶いますように・・・

こんにちは、佐藤です。

突然ですが、家づくりをはじめる中で思い込みをしてしまうことなどはありませんでしょうか。
おうちづくりを考えていらっしゃる方などは少なからずあるのかなと思います。
例えばですが、家づくりをしていく中で、間取りを決める、予算を決める、土地を決めていくなど数多く決めていかないといけないことがあるのです。

いつ建てるのがベストなの?
どんな家が良いの?
予算はどれくらい?
場所はどこがいいのだろう?どこの会社に頼むのがいいんだろう?

まず、インターネットで検索をしてみたり、知人友人からのアドバイスを受けたり親族との付き合いや住宅会社の営業の方からの提案などを通して情報を集めて決めていくかと思います。

しかし、今度はたくさんの情報であふれてしまい、何が間違っているのか、何が正しいのかを判断することが難しく、思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。

最近、ニュースや本などに出ている言葉でアンコンシャス・バイアスという言葉を見ることがあります。日本語で「無意識の偏った見方」「無意識の偏見」「無意識の思い込み」という意味があります。
自分自身の過去の経験や知識、価値観などから、本人ではなかなか気づけないものの見方の偏りを産んでしまいます。
それが原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれないのです。

例えばですが、家づくりをする中で、『まず住む場所を決めないと!』と思い込み土地を探し、そこから間取りを決めて今度はどんな仕様にするのか。結果、住宅ローンが通らなかったり、総額の予算が合わなかったり・・・と前へと進めなくなる場合があります。

家づくりの順番を個人の思い込みで考えて動いた結果、建物そのものの予算を度外視してしまい、結局振り出しに戻ってしまうという場合もあるのです。
もちろん、土地探しから行うことが決して悪いわけではありませんが、土地も含めておうちづくりを考えていらっしゃる方にとっては、順番を確認することも大事なことのひとつだと考えます。

また、思い込みは悪い結果を産むだけのものではありません。一度、家を建てたことがあって過去の経験から、その時の思い込みを正しい判断として行えることもあります。

大事なことは、思い込みがあるか無いかを考えてみることで、自分自身や家族など周りの意見を聞きながら改めて向き合うことで判断できることだと考えます。

自分の中で思い込みなのかなとか疑問に思ったことなどはそのままにせず、言葉にしてみるのもいいと思います。思い込みをせず、自由な発想で楽しい家づくりが出来たらと願います。弊社では、そんな方たちに向けた勉強会や、セミナーなど行っております。どんな小さなことでも思い込みなのかなと感じたときはまずは勉強会などへ参加することをお勧めいたします。私たちはみなさまのお役に立てるよう私たち自身も日々勉強しておりますのでお気軽にお声がけ、ご相談ください。ご予約頂けますと、ご都合に合わせたお手伝いをさせて頂くことができます。

みなさまのおうちづくりが楽しい時間になりますよう願っております。

洗面ニーズに変化あり

東北も温かな日を通り越し夏の季節を感じております。エアコンの試運転などお済でしょうか。熱中症のニュースも多くなり、体調管理には充分気をつけないといけない季節にありますが、みなさまお大事にお過ごしください。

こんにちは、佐藤です。

おうちづくりの中で部屋の間取りはもちろんですが住宅設備として検討していく中に洗面化粧台があります。間取りに関して少しお話しすると、今のコロナ渦で検討される方のご希望にはもちろん添えるよう努めさせていただいていますが、悩まれた方などにはニューノーマル仕様の間取りを提案することも少なくありません。仕事をこなせるワークスペースや、帰宅後すぐに手洗いやうがいができるよう玄関付近に設ける洗面コーナーなどはその筆頭としてあります。

現在の環境下の中、とあるリクルート社がコロナ渦での家選びの実態を把握することを目的に行ったwebアンケート調査を行っていた内容を一部抜粋させて頂き、お話ししたいと思います。弊社でも可能である注文住宅。その注文住宅のプランニングにおいて、コロナ渦だからこそこだわった、またはこだわりたい場所について質問していました。
回答結果としては、1位が【洗面化粧台】で22.1%だったのです。【リビング】や【キッチン】を抑えての1位でしたので、今、家づくりをするエンドユーザーにとってはいかに【洗面】に対する関心が強まっているのかということが回答を見て伝わってきます。

そういった回答の中で、洗面コーナーの配置場所を考えた場合、候補のひとつとしてあがるのは『玄関周り』になります。しかしながら玄関は住まいの顔ともいえる場所になり、玄関に洗面化粧台を設置するには見栄えがどうなんだろうという理由で敬遠するご家族も少なくありません。そのようなときに弊社でアドバイスさせて頂くひとつとして、玄関から居室までの動線の中に洗面コーナーを設置することをお勧めしてお話しさせて頂くことがあります。同時に浴室や洗濯機置き場などの水回りを一緒に同じ導線へ組み入れることもお話しさせて頂いております。

今までの住宅は、脱衣室と洗面室を兼ねてつくられる間取りプランが多くあり『家族が入浴中に歯磨きなどで洗面化粧台を利用することができない』という声をお聞きしておりました。しかし今では、玄関から居室への動線の中に洗面コーナーを設置することによりストレスや不便さから解放されたというご家族の声をお聞きすることができています。

洗面化粧台の設置場所について、改めて見直すことは、現代のウイルス対策という目的以外にも効果があるようです。

先月に続き水回りのお話しをさせて頂きましたが、みなさまはどのように考えますでしょうか。ご家族によって水回りの使い方や利用頻度はそれぞれです。
弊社ではみなさまのライフスタイルに合わせてご提案させて頂いております。
お悩みがあり弊社でお手伝いできることがありましたら、是非お立ち寄りください。
ご予約頂けますと、ゆっくりとお話しすることができるかと思います。
みなさまの生活の中にストレスではなくたくさんの笑顔があふれることを願っております。
お気軽にお声がけください。

手洗いは、どこでする?

新年度を迎え1ヶ月が過ぎようとしています。毎日の時間の流れを早く感じますが、そのスピードにおいていかれることなく、先陣を切る、そんな勢いで今年度も皆様のお役に立てていけたらと思っております。一瞬一瞬の時を逃すことないよう今以上に大切に考えスタッフと共に努めていきます。

こんにちは、佐藤です。

現在も続いているコロナ化の中での生活ですが、みなさまはトイレの後、ご自宅のどこで手を洗っていますでしょうか。洗面台でしょうか。それともトイレタンクの上にある手洗い場ですか。
みなさまがよく目にされているトイレタンクが背にあるタイプのトイレをロータンク便器というのですが、これを考えた方はどんな方なのでしょう。
発明家なのか、ただただきれい好きな方なのでしょうか。
それとも最近では小学生など子供世代の方も素晴らしい発明を多くしているので、もしかしたら子供たちかもしれないですね。
開発した方はきっと、手洗い付きのロータンク便器を完成させたときに『大発明だ!!』と喜び、更にはガッツポーズをしていたかもしれません。
ですが、そのロータンク便器のところで肩を小さくすくめて手を洗っている自分の姿を想像してみてください。
なぜか、どことなく悲しく寂しく見えませんか。
手を洗っているときの水が飛び散らないように気を配り、そのために小さくなって手を洗っているので十分に手を洗っているという実感を持つことが難しいですし、このご時世、石鹼やハンドソープを使って洗いたいのにロータンク便器で洗うことはできないというストレスもありますよね。
とはいえ、トイレで用を足したらまずは手を洗いたい。というのが本音です。

トイレは別名【お手洗い】というくらいですから、用を足した後はすぐ手を洗えないとお手洗いというには少し違ってくるように思います。

最近では用を足した後、手を洗わない方もいると調査の中で分かっているのですが、それでも全員ではないわけですし、手を洗う方は今でも多いです。

その結果、トイレには何らかのかたちで手が洗える仕組みを必要とします。

それでは、どこで手を洗いましょう。
私はできればトイレの中でして欲しいと考えます。
個人的な考えだけではなく理由があったうえでそう考えます。
小さな手洗い受けをつけるだけでいいのです。
どこにどんなデザインのどんな形であってもいいのです。
みなさまがつくりたいと考えるおうちづくりの中で手洗い場を考えて頂けたらいいと思います。ただし、その中でもレイアウトと寸法に気を付けて欲しいと考えます。
デザインもたくさんあるので、弊社ではお客様のご自宅になるおうちに併せたものをご提案させて頂いております。取り付ける場所や、大きさなどただ置けばいいではなく、みなさまのライフスタイルに合わせてご提案できるよう努めております。
手洗い器だけの場合もありますし、照明をつけたりしてもおしゃれですよね。
レイアウトに関してお話しさせて頂きますと、とてもデリケートで、幅が広すぎると用を足すときにいる場所やトイレットペーパーが使いづらくなることもあります。
掃除が大変になるのも困りものです。
弊社ではそんなお困りごとも女性スタッフがみなさまのお役に立てますようアドバイスさせて頂いておりますのでお気軽にお声がけ、ご相談頂けたらと思います。

みなさまの毎日の生活が快適にお過ごしになれますようご提案させて頂きます。