洗面ニーズに変化あり

東北も温かな日を通り越し夏の季節を感じております。エアコンの試運転などお済でしょうか。熱中症のニュースも多くなり、体調管理には充分気をつけないといけない季節にありますが、みなさまお大事にお過ごしください。

こんにちは、佐藤です。

おうちづくりの中で部屋の間取りはもちろんですが住宅設備として検討していく中に洗面化粧台があります。間取りに関して少しお話しすると、今のコロナ渦で検討される方のご希望にはもちろん添えるよう努めさせていただいていますが、悩まれた方などにはニューノーマル仕様の間取りを提案することも少なくありません。仕事をこなせるワークスペースや、帰宅後すぐに手洗いやうがいができるよう玄関付近に設ける洗面コーナーなどはその筆頭としてあります。

現在の環境下の中、とあるリクルート社がコロナ渦での家選びの実態を把握することを目的に行ったwebアンケート調査を行っていた内容を一部抜粋させて頂き、お話ししたいと思います。弊社でも可能である注文住宅。その注文住宅のプランニングにおいて、コロナ渦だからこそこだわった、またはこだわりたい場所について質問していました。
回答結果としては、1位が【洗面化粧台】で22.1%だったのです。【リビング】や【キッチン】を抑えての1位でしたので、今、家づくりをするエンドユーザーにとってはいかに【洗面】に対する関心が強まっているのかということが回答を見て伝わってきます。

そういった回答の中で、洗面コーナーの配置場所を考えた場合、候補のひとつとしてあがるのは『玄関周り』になります。しかしながら玄関は住まいの顔ともいえる場所になり、玄関に洗面化粧台を設置するには見栄えがどうなんだろうという理由で敬遠するご家族も少なくありません。そのようなときに弊社でアドバイスさせて頂くひとつとして、玄関から居室までの動線の中に洗面コーナーを設置することをお勧めしてお話しさせて頂くことがあります。同時に浴室や洗濯機置き場などの水回りを一緒に同じ導線へ組み入れることもお話しさせて頂いております。

今までの住宅は、脱衣室と洗面室を兼ねてつくられる間取りプランが多くあり『家族が入浴中に歯磨きなどで洗面化粧台を利用することができない』という声をお聞きしておりました。しかし今では、玄関から居室への動線の中に洗面コーナーを設置することによりストレスや不便さから解放されたというご家族の声をお聞きすることができています。

洗面化粧台の設置場所について、改めて見直すことは、現代のウイルス対策という目的以外にも効果があるようです。

先月に続き水回りのお話しをさせて頂きましたが、みなさまはどのように考えますでしょうか。ご家族によって水回りの使い方や利用頻度はそれぞれです。
弊社ではみなさまのライフスタイルに合わせてご提案させて頂いております。
お悩みがあり弊社でお手伝いできることがありましたら、是非お立ち寄りください。
ご予約頂けますと、ゆっくりとお話しすることができるかと思います。
みなさまの生活の中にストレスではなくたくさんの笑顔があふれることを願っております。
お気軽にお声がけください。