山形を紹介していきたいと思います。第2話

今日は山形県鶴岡市にある湯殿山スキー場を紹介いたします。
ここは僕が子供のころから滑っているスキー場です。

コースデーターは
ボトム標高530M トップ標高700M
リフト2基
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上級コース
写真
全長300M 最大斜度35度 平均斜度26度
メインは綺麗に圧雪されていて気持ちよく落ちていけます。
他の部分は未圧雪になっていますのでパウダーが楽しめます。
豪雪地帯なので雪が降ってくれれば一晩でリセットされますので、夜に雪が降った翌日はパウダー狙いの上級者がリフトに並でファーストトラック競争が繰り広げられます。
平日がお休みという方は、1日パウダーなんてことも。

ロマンスリーゼンコース
全長1000M 最大斜度30度 平均斜度13度
湯殿山スキー場のメインコースで上部にはハーフパイプ。中部にスノーパークがセットしてあります。
パウダー ⇒ ハーフパイプ ⇒ スノーパーク
と流せるのでスノーボーダーやフリースキーヤーには魅力的なコースです。中盤からは初心者でも安心して滑れるなだらかな斜面になっているので、パーク脇ででパークを流している上手な人を見ているのも楽しいでしょう。

正面ゲレンデ
全長850M 最大斜度15度 平均斜度15度
広々とした斜面は、中級者や初心者が練習するにはものすごく適しているので、基礎系スキーヤーやスノーボーダー、スポーツ少年団が練習にはげんでいる。

林間コース
全長2000M 最大斜度10度 平均斜度8度
林の中を滑っていく、ゆったりとした初心者コースです。
中にはソリで降りている人も見かけます。

キッズコーナー
スキー場の下部に広々としたキッズコーナーがあります。
雪だるまをつくったり、ソリ遊びをしている小さなお子様連れのご家族をたくさん見かけとても楽しそうでした。

湯殿山サイド
ローカルルールに守られながら、サイドカントリーも解放されています。
ただし、自己責任です。
先にも言いましたが、豪雪地帯ですので1晩で沢が埋まることもしばしば。分からずに踏み抜くと大変な事になってしまいます。「誰か滑った跡があるから大丈夫。」と思わないでくださいね。ガイドを付けて安全に楽しんでください。運が良くサイドに入る人を見つけたら声を掛けて一緒に滑れることもあるかもです。
ただし、サイドと言ってもスキー場管理エリア外です。山岳保険・ビーコン等の準備を忘れずに。

ハーフパイプ
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ニュージーランドをはじめ日本各地でハーフパイプを作ってきたスタッフがハーフパイプデザインをしているので仕上がりは本当にきれいでした。本当にローカルスキー場のハーフパイプとは思えません。

スノーパーク
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ハーフパイプ同様、安全設計のキッカーです。初心者から上級者まで楽しめるクオリティーになってます。ディガースタッフも常にパークを流してますので、少しでも崩れてくると手直しをしてくれますので本当に安心して楽しめるようです。
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後は、R天国スキー場と言うだけあって、あちらこちらに綺麗なR(アール)がセットされているので、緩やかな斜面でも楽しめます。スノーボーダーは波乗りをしているかのように気持ちよさそうに流していました。
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食堂は敷地内に二カ所あります。また今回行ったのは平日ということもあり、ゆっくりと食事をすることが出来ました。名物なのは味噌ラーメン。
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これもクオリティーが高く、流石ラーメン消費率1位の山形県ですね。ごちそうさまでした。
レンタル・更衣室も完備してますので手ぶらでもウインタースポーツを楽しみに行けます。
駐車場は800台収容可能、しかも終日無料なのでとても助かります。
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全体のイメージとしては、小さなスキー場でありながら、本当に上手なスキーヤーやスノーボーダーが多いスキー場だと感じました。ローカルスキー場に多い地元感を出している人も少なく、スタッフ皆さんの対応も満足です。
ナショナルデモンストレーターも所属していますし、フリースキー日本代表選手・日本代表候補選手が練習していたりします。プロやスキー、スノーボード上級者も知っていて、また家族連れでも楽しめる、たくさんの人に愛されているスキー場なのでしょうね。

とても居心地のいいスキー場でした。

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